ウコン・ガジュツ
ウコンはショウガ科の多年草で、日本ではでは沖縄、種子島、屋久島、奄美大島、鹿児島などで栽培されています。ウコンにもいろんな種類があり、それぞれ効能も異なりますが、メジャーなものには「春ウコン」「秋ウコン」「ガジュツ(紫ウコン)」があります。
春ウコンは正式には「キョウオウ」といい、4月から5月にかけてピンクの花を咲かせます。かなり苦味があり、肝臓の薬として古くから用いられてきました。一方、秋ウコンは7月から8月にかけて花を咲かせます。こちらは苦味がないので食用に用いられてきました。ガジュツは切口が紫色であることから紫ウコンと呼ばれていますが、5月〜6月に花をつけるため、夏ウコンと呼ぶこともあるそうです。
春ウコン、秋ウコンは昔から「医者要らずの万能薬」として知られていますが、その成分は非常に多く、詳しい作用はまだ未解明の部分も多い現状です。ただ、ウコンには胆汁分泌や利尿を促進する解毒作用があり、二日酔いにも良く効くとされています。一方、紫ウコン(ガジュツ)は春秋ウコンに含まれるクルクミンという成分がないため解毒作用は弱いですが、他方で胃腸病を改善する効果、抗菌・抗炎症作用等があるといわれています。胃腸の悪玉とされるピロリ菌にも効くというデータもあるようです。